5mL(新容器)
逆境におけるエネルギー
原植物名: Anthemis nobilis
産出国: フランス
産出地域: 北部地域
抽出部位: 花部
抽出方法: 蒸留法
主な適応:肩こり・腰痛・生理痛・PMS
野生のリンゴに似たフローラル系の香りは心身の緊張を和らげ、深い安らぎと快いリズムをもたらすとともに逆境に負けない力を与えます。
<精油主成分内容>
アンジェリカ酸イソブチル、アンジェリカ酸イソアミル、
アンジェリカ酸メチル 他
ローマンカモミール(Anthemis nobilis)はジャーマンカモミール(Matricaria chamomilla)とは属が異なり、外観上も舌状花が多く、花床が空洞でない点が異なります。
ドイツのコミッションEモノグラフではジャーマンカモミールをapproved herbとして、ローマンカモミールをunapproved herbとして収載していますが、BRITISH HERBAL COMPENDIUMではローマンカモミールのみ収載しています。
ジャーマンカモミールは消炎成分のアズレン類や鎮静、鎮痙作用を発揮するフラボノイド類を豊富に含み、風味が良いため植物療法ではたいへんよく用いられます。
一方、ローマンカモミールの精油は鎮静、鎮痙作用を発揮するエステル類を多く含むため、アロマテラピーの分野で心身の緊張やそれに伴う不眠、肩こり、生理痛などに、芳香浴、入浴、それにオイルマッサージで繁用されています。
なお、ジャーマンカモミールの精油は青色をしていますがローマンカモミールの精油はアズレン類の含有量は少ないため色はついていません。